初めての建売住宅見学

2006年8月20日(土)

「おうち建てるなら、いつ頃にするか、少しは考えて目標にしておいたらいいよね」
そんな話を2006年も半分過ぎた頃くらいから言っていた気がする。
そして「2,3年後かなぁ」なんてあいまいな目標を決め、お金を貯めることになった。
お金を貯めつつ、少しずつ情報収集をして、今後に備えるのがベストではあるが、
貯金はのりちゃんの会社でやっている住宅財形を始めて自動で積み立てでお手軽に。
情報収集はといえば、新聞の折込広告で入ってくる住宅系のチラシを見て、
なんとなく「これかわいい〜」とか「こんなのいいかなぁ」っていうくらいだった。
大きな夢を見ているというか、妄想というか(笑)
そんな状態で、土曜日の朝はたくさん入ってくる家チラ(住宅系の広告チラシの意・笑)を眺める。

わたしたちの中で漠然とあった譲れないポイントがあった。
・リビング階段
友達が建売住宅を買うとき、これがあるところを探していた。
理由を聞いて、なるほどなと思って、自分たちもそうしたいと思った。
2階に上がるのに、玄関入ってすぐ階段とは違い、
リビングを通って行かなくてはならないので家族とのコミュニケーションがとりやすいのがいい。
・駐車場2台は当然、でも縦列不可。
車社会で生活をしているので、最低2台は停められないと。
その停め方にしても、2台を縦列で停めるのは×。
今が縦列駐車で、不便だから。
・オール電化
やっぱり今建てるなら、オール電化でしょ〜。IHクッキングヒーターにエコキュート♪

なんとなく思い描いていた条件であったが、家チラを見ていたとき
某ハウスメーカーD社の建売住宅の1つが条件を満たしていた。
見学会を行っているという。
まだまだ建てる予定はないが、今後の参考に見に行ってみようか、ということになった。
色々見てお勉強しておいた方がいいと思ったから。

生まれて始めての見学会だ。ドキドキして、チラシに載っていた地図を頼りに向かった。
10戸くらいの新しい家が建ち並んでいて、1つがほぼ完成で見学可能になっていた。
残りは建築中で見学は出来なかった。

営業の男性が対応してくれた。出来立ての家の中に入り、説明してもらい見学した。
若い夫婦(たいてい子供連れ)が後から何組か入ってきたが、あっさり帰ってしまっていた!
わたしたちへの説明の長いこと長いこと。
買いそうだったのだろうか・・・。
素直そうに「すご〜い!きれ〜い!ひろ〜い!いいなぁ〜!」を
連発していたから営業さんもその気になってしまったのだろうか・・・。
IHクッキングヒーターと食洗機が付いていて、収納もたっぷりのキッチン、多機能のトイレ、
割るのに時間がかかる防犯ガラス、ファンの回っている吹き抜けなど・・・。
良〜〜い♪ちょい興奮(笑)
資料を頂いて帰った。
このおうちがすごく気に入ってしまった。
間取り的に申し分ないと思ったし、立地も悪くはない。
既存の集落に入り込むわけではなく、周囲のおうちも新しくスタートする人たちだ。
たいてい同じ年代だろうし、同じスタートならうまくやれるかなという不安も多少は減る。

「これ、欲しい」
そうは言っても、「じゃぁ、買おうか」とはいかないのである。
のりちゃんのほうが冷静だった。
「初めて見たやつで即決するわけにはいかないよ。高い買い物なんだもん」
うーん。その通り。でも、コレ欲しい(笑)コレでいいじゃん(笑)
そう思ってしまった。
目新しいものを目の当たりにして、”おうち欲しい熱”に火がついた。
この日、ここに来なければ今のわたしたちはいなかったであろう。

2006年8月26日(土)

夢を見た。
先日見た建売物件を購入する夢を。
夢に見てしまうくらい、欲しい熱があがっていたのである・・・。
しかし、いくらわたしが欲しがっていても、現実問題、買えない。
お金がな〜〜いっ。
全財産はたけば、自己資金にはなる。・・・全部出しちゃったら生活出来ないよ。
それは、親に借りるという手段をとればなんとか乗り切れる。
その”親”に「おうち、そろそろ買うことを考えようかなぁと思ってる」ことをアピールするため、
のりちゃんのご両親と一緒に、先日行ったD社の建売住宅見学会に行ってみた。
のりちゃんのお父さんは、嫁であるわたしがいないところでは
「家は建てないのか。建てるなら早いうちがいいぞ」と言っていたらしい。
でも、しばらくアパート暮らしでいいやと思っていたから、軽く流していたようだ。
それが突然、「一緒に見に行こう」だもん、驚くだろう。
驚いたのは営業さんも同じだろう。
『コレはいけるかっ?!』と心の中でちょっとは喜んだかもしれない(笑)
さすがに両親はもっと冷静だった。
気づかなかった点を指摘してくれる。
もっともっと色々見て回ったり、本を読んだりする必要があるなと思った。

D社の営業さんはしつこかった。
初めて見学に行った後から、何度も何度もうちに来た。
見学して気に入ったと思ったのはわたしたちだけではないわけだが、
資料と一緒に”○号地(わたしたちが見たところ)は予約が入りそうです”というメモを残して
郵便受けに入れていったこともあった。
だからなんだぁ!
予約が入りそうだから、さっさと契約しちゃいませんか?ってこと?
しつこさに嫌気が差し、D社熱は冷める・・・(笑)
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