初めの展示場

2006年8月27日(日)

建売住宅を見学して、おうちが欲しくなったわたしたち(特にわたしかな?・笑)だが、
初めて行ったところで、他と比較検討もせずに買うことはさすがに出来ない。
そこで、近くにある住宅展示場へ行くことにした。

★P社★
ハウスメーカー14社のモデルハウスが建ち並んでいる。
どこに入るか迷うところだが、電化製品で有名な某会社を親会社に持つ、
P社のモデルハウスにまず入ってみることにした。

玄関の扉は開け放たれていて、「Welcom!!!」な状態ではあるが、
初めてなものだから、恐る恐る中に入った。
玄関にはスリッパがたくさん並んでいたが、勝手に上がるのにも少し躊躇・・・。
スタッフが出てきて、案内してくれた。

今すぐ買う意思はなく、勉強不足どころか、始めてもいないくらいなので、
営業さんの説明を聞き、出てくるのは「すごーい!」「へー、そうなんだ」「素敵」
「広いね〜」「いいねぇ〜」くらい(^^;
具体的な質問をするまでには至らず。
あまりに素直に話を聞いているから営業さんは売り込みやすいのだろうか、
やっぱりここでも後から入ってきた客より長居しているわたしたちであった。

大きなテレビの置いてあるリビングでソファに座って少し具体的な話もした。
のりちゃんの個人情報を書類に記入した。
そこには住所氏名だけでなく、勤務している会社やおおよその年収を書くスペースも
あったような気がする。
そこで振り落とされたりするのかな(笑)
建物がどうこう言う前に、わたしたちは土地を持っていない。
のりちゃんの両親は持ち家だが、その場所に建て替えて住むつもりはない。
土地探しをお願いすることになった。
もちろん、自分たちから「土地がないので探してください」と申し出たわけではない。
営業さんの話の進めるまま、流されていた(^^;
けれども、土地が必要なのは事実なわけなので、今すぐ買う買わないは別として、
どういう土地があるのか、いくらなのかなど、今後の参考として
紹介を受けることくらいはしてもらっても損はないと思った。
このモデルハウスの建物自体も気に入ったし。この会社、良い!と思ったから。
・・・目新しいものにすぐ飛びつくという感じだけれども(笑)
営業さんからお土産とパンフレットをもらい、P社の展示場を後にした。

気に入った点は、まずは太陽光発電。
のりちゃんには言ったことはなかったが、実は密かに興味があったのだ。
無料で降り注いでる太陽を有効利用出来たらいいのになぁと思って。
ソーラーパネルは有料だし高いけど(笑)
エコライフに興味があったのだ。
それから、わたしたちが望むリビング階段。
リビングダイニングがひとつの大きな空間になっていて、階段はそこにある。
その大きな空間の中央くらいのところに、全体を見渡せるデスクスペースがあって
それも、とても気に入った。
主婦がそこで家計簿をしつつ、リビングでくつろぐ夫や子供を見ることが出来る、
そんなイメージで使える場所である。
主婦に限らず、パソコンをそこに置けば、家族が誰でも使いやすくなるだろうし。
”オープン”で”仲良し”な家族像が見えてくる。
そのデスクには太陽光発電のモニターが置いてあって、
どれくらい発電して、どれくらい電気を使っているかが一目瞭然なのだ。
それも楽しい!やりたーい!
外壁が全部タイル張りで、汚れが落ちやすいという点もいい。
初めて入ったこのP社で、自分たちが”欲しい”と思うものは刷り込まれた感じだ・・・。

★セキスイハイム★
P社で見学し、色々説明をしてもらったので、けっこうな時間が過ぎていた。
ちょっとお疲れだったけれども、これだけハウスメーカーが入っている展示場で、
1社だけしか見て帰らないのもつまんない。
帰るか、もう1社見るか迷ったけれど、結局もう1社見てみることにした。
その1社が、後に契約することとなるセキスイハイムである。
このとき特別興味があったわけではなく、かなり何気なく選んだ1社であった。
しかも「屋上に上がる〜♪」子供じみたわたしの一言だった(笑)

対応をしてくれたのは、現在の担当営業マンMさん。
わたしの最初の印象は、あまり良くなかった。
というのも、人柄どうこうではなく、会社として「どうなの?」って思ってしまったのだ。
それは名札をしていないことが原因だった。
会社の代表として一人ひとりが責任を持った対応をするのに、
”××部署の○○です”ということを明示するのは当たり前だと思っていたからだ。
当然、自分のパート先の新古書店でも名札をしている。
P社ではあったものがこちらにはなくて、マイナスポイント。
そんなことを思っているとは露知らず、営業Mさんは熱心に語ってくれている。
のりちゃんにはその熱心な話ぶりに好印象だったようだ。
なぜか屋上での立ち話が長く続いた(笑)
『なんで立ち話・・・、座りたい』と思った。名札の件もあったし、
わたしのテンションが下がり、話を聞き流していた・・・。
Mさんが過去に担当した人に、のりちゃんの会社の先輩がいることがわかった。
2人もだ。なんとなく親近感がわく。
こちらでも土地を探してもらうことにした。

偶然にも、P社と同じような会社だった。
太陽光発電だったり、工法であったり、タイル外壁を推していたり、
建てるときの値段がお高い分、今後のメンテナンス費用が抑えられますよ、とか。
家を安く建てようとは思わない。
高くても、払える範囲であるならば、良いものが欲しい。
そういう2人なので、2社の理念は自分たちには合っていたようだ。
偶然選んだ2社だけれども、何かの導きがあったのかも?!
家に帰ってから貰ったお土産をしまって、パンフレットを眺めた。
2,3年後・・・、って思ってたはずなのに。
金利や税金のことを考えると早いうちがいいのかな、と思うようになってしまった。
自己資金は・・・、なんとかするし。・・・親に借りるとかで(^^;
おうちを建てたい熱がアップした。建売ではなく、注文住宅で。

2006年9月9日(土)

P社が気に入ってしまった2人ではあるが、まだまだ即決は出来ない。
今日もまた住宅展示場に足を運んだ。

★T社★
どこに入ろうかと悩んだが、某車メーカーで有名なT社に入ってみる。
営業さんは商談中で誰も手を離せなかったのか、事務所で雑用などをやっていそうな、
庶務課っぽいおばさんの対応だった。
多少知恵がついたのか、のりちゃんが少し突っ込んだ質問をしてもうまく答えられない。
今日は詳しい説明を聞くことが出来ずに、モデルハウスの中を適当に見て、
パンフレットを貰って帰ることにした。
モデルハウスというのは、絶対、住所氏名を書かされるものなのだね。

★M社★
白い壁がきれいなM社の外観はおしゃれだ。
P社、T社、ハイムはどれも鉄骨系のおうちだが、なんとなく鉄骨がいいのかなぁと
思っていただけなので、次は木造にしてみようと思って、
ツーバイフォー工法のM社に入ってみる。
入っていきなり住所氏名を書かされた。いきなり書かされるといやな感じ。
よって(?)、アパート名は省略(笑)

ひろ〜〜〜いリビングの上は吹き抜けだ。天井までが高くて気持ちがよかった。
P社であったような、家事スペースがリビングにあった。
自分たちのこだわりを持っていれば、それにあわせたプランを考えてくれそう。
特に大きなこだわりはなかったりするけれども・・・。
営業さんが案内してくれたが、先週行った2社とは違い、熱心な売り込みはなかった。
若造に見られたのかなぁ。「どうせ冷やかしだろう」っていう感じにとられたかも?

今日の2社も良いことは良さそうだが、特にぱっとするものはなし。
スタッフの対応もそうだし、機能的にも先週のP社、ハイムのほうがいいかなぁと思った。
わたしがやりたいと思っていた太陽光発電は、この住宅展示場ではP社とハイムだけ。
いきなり先週、その2社を見てしまったのだから、盛り上がらないのも仕方はない。
今日の2社が劣っているということはないだろうけれども、
自分には合わなかったというわけだ。
でもまぁ、いろいろ見るのは楽しかった。
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