ハウスメーカー決定

2006年10月10日(火)

10月7日(土)の打ち合わせの時点で、すでにハイムに心は決定していたが、
日・月曜に1泊で予定があったため、すぐに結論を伝えず、一呼吸置く。
そういう時間があってよかったかもしれない。

P社にはお断りの連絡をしなくてはいけないわけだ。
P社の営業さんも決して悪い人ではなく、”契約を取ろうとして”なわけだけど
一生懸命やってくれてはいた。
だから、断るのは心苦しいとは思う。
けど、どちらか一方が落とされるのは仕方のないこと。
わたしはそう割り切れたし、気楽な立場だったけど、
伝えるのは主人であるのりちゃんである。辛い役目だ。
P社に電話する前はずいぶんと緊張というか、沈んでいたというか・・・。
電話が終わった後はぐったり疲れた様子でもあった気がする。

そしてハイムに電話。
全然どんな様子だったか、覚えていない(−−;
その夜、担当のMさんがうちにやってきた。
どこが決め手だったのかとか、聞いてたっけかなぁ。
ウォームファクトリーの詳しい説明をしていなかったとか言って、
資料を持ってきた気もする。
あんまり”契約契約・・・”とガツガツしていなくて、その距離感が良い担当さんであった。

2006年10月14日(土)

先日P社に断りの電話を入れた。
見積書や仕様書、間取り図など、うちのために作られた資料は返却して欲しいとのことで、
届けに行った。
和室に通され、担当の営業さんと向かい合う。
ちょっぴり気まずい感じ・・・。
「今後の参考に」とハイムを選んだポイントなどを聞いてきた。
ハイムに決めた理由をまとめると・・・。

・間取りが気に入ったこと。
・住んでいる自分たちが想像できるプランで、P社ではそれが出来なかったこと。
・のりちゃんの同僚で数人ハイムで建てていて、色々な話を聞けたこと。
・実際のハイムのおうちを見ることが出来たこと。
・信頼できそうな親しみやすい営業さんであったこと。
・気に入った土地を購入することが出来たのはあの営業さんの口添えのおかげであること。
・P社の営業は、自社のアピールより他社の批判ばかりしている印象だったこと。

・・・かなぁ。
P社の営業さんは、「ハイムさんに決めた理由が間取りなのだったら、
うちはもちろん、他社でも出来ます」というようなことを言ってきた。
確かにそうかもしれないけどねぇ・・・。
あの土地に合う、使い勝手が良さそうなプランを最初から出してきたのはハイムだし。
自分たちが最初から大きな変更をせずとも”良い”と思えたのだ。
それがハイムの実力なのだと思う。

「最後に見せたい物があるのでついて来てくれませんか?」と言われた。
今更何だろうと思ったが、最後だし、従ってみる。
営業さんの車の後を、のりちゃんの車で追った。
しばらくして到着したのは住宅街。路上に車を止め、降り、車の傍らに3人で立ち話。
見せたい物とは、ハイムの家だった。
何の関係もない他人の家であるから、おおっぴらには指差せない。
少し離れたところからこっそりその家を見る。
わたしたちが建てることにしたbjだった。
三角屋根もついていない、平らな屋根。太陽光発電もついていない。
外壁もタイル張りではない。1階と2階の連続窓もなく、全く凝っていない。
正直、アパートのような、”ただの四角い箱”という印象だった。
P社の営業さんはその建物を見せてこう言った。
「これから買おうとしているのは、コレにタイルを張って、太陽光をつけて・・・、
というものなんですよ。これでも買う気になれますか?」と。
確かに、失礼な話だが、この家には何の魅力も感じない。
でも、私達の選んだものとは違うのだし、
最後の最後まで他社を批判する態度に嫌気がさした。
「もう決めましたから」のりちゃんが言う。
「わかりました」と静かに言った。
「もしハイムさんに決めたとしても、これから家作りをしていく上で
何かお役に立ててることがありましたら、言ってください」
わけのわからないことを言って終わりになった。

P社の営業さんも、決して悪い人ではなかったのだろうが、
思い起こすと良いところが出てこない・・・。

ともあれ、これで区切りをついた。
ハイムと一緒に家作り第2部をスタートさせることになる。
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